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2/9/2010

教室の大型テレビを電子黒板として活用可能に液晶ペンタブレットを活用した教育機関向けソリューションをキャンペーン特別価格で販売

株式会社ワコムは、小中学校教育現場のICT化を支援する「学校ICT環境整備事業」サポートキャンペーンの一環として、比較的安価な投資で、手軽に電子黒板機能を実現できるソリューションを期間限定で販売します。これは、文教向けに最適な機能を持つ当社の液晶ペンタブレット「DTI-520 B」と、本キャンペーン期間中に特別にバンドルされる授業支援アプリケーションソフトのセットを特別価格で販売するものです。

いわゆる「電子黒板」と呼ばれる装置は比較的高額であり、小中学校において各普通教室へ配備するのは難しいのが現実です。一方、大型テレビやプロジェクタは、すでに教育現場への配備が進んでおり、今後の導入促進も予想されることから、これらを活用して安価に電子黒板機能を実現できるソリューションがあれば、結果的に多くの教室で手軽に電子黒板機能を活用することができます。

今回販売するソリューションは、バンドルするアプリケーションをPCにインストールし、液晶ペンタブレットを接続し、大型テレビやプロジェクタなどの大型ディスプレイに画面を出力することで、手軽に電子黒板機能を実現するものです。また、単に黒板機能を持つだけでなく、表示画面を音声付きで録画する機能など、複数の付加機能を簡単な操作で使用することができます。本ソリューションは、こうした機能を比較的安価な投資で実現できる上、その操作の習熟が容易であるため、教師の負担感を高めることなく、授業の質と効率を向上させることが期待できます。

本ソリューションの1ユニット当たりの提供価格は、含まれるハードウェア・ソフトウェアを別々に購入した場合に比べ、約40%割安な80,000円(税込)です。なお、このキャンペーン特別価格での販売は2月15日(月)から3月31日(水)までの期間限定とします。


【アプリケーションのイメージ】


【DTI-520B】


本ソリューションにより、次のような点を実現することができます。

●教師はペンを使って、液晶ペンタブレットの画面上で自由に板書を行うことができる。教師が見ている画面と同じ内容を大型テレビやプロジェクタなどに表示することができ、教師は生徒の方向を向いたまま授業を行えるため、生徒の反応を確かめながら授業を進めることができる。
●DTI-520 Bに備えてあるファンクションボタンはアプリケーションの電子黒板機能と連動しているため、ワンタッチで主要な操作を行うことができる。(描く、ペン種を変える、書き込みを全て消去するなど)
●バンドルされる授業支援アプリケーションのユーザインターフェースは分かりやすく設計されているため、操作の習熟に時間がかからない。
●図形作成も簡単な操作で可能。書き込んだ文字や図形の大きさを変える、位置を移動させる、消して書き直すなどの操作を、簡単かつ直感的な操作で行うことができる。
●PCで表示する資料や教材、Webページにも同様の書き込みを入れることができるので、生徒の理解度の向上につながる。
●画面に書き込んだ内容と説明の音声をそのまま記録することもできるため、たとえば授業を休んだ生徒が、後日、授業内容を確認することができ、また教師は一部の内容を別の授業で再利用することなどもできる。


当社のペンタブレット製品は、すでに国内の教育機関約2,600校に合計約80,000台が納入されています。これらの教育現場では、教師・生徒とも、短時間でペンタブレットの操作を習得し、その活用が行われています。こうした機器を活用した授業では、教師は教えることに集中し、生徒は学ぶことに集中できることから、短期間で授業の理解度を高めることができると評価されています。当社は今後も、ペンタブレット製品を活用するさまざまな教育ソリューションを提供することで効果的な授業を支援していきます。



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